以前ブログで、 「『不怒の心』で行こう!」という記事を書きましたが、実際はなかなか難しいです。たしかに声を荒げて叱りつけるシーンはなかったのですが、お説教めいたことはこの間にも、ところどころありました。そしてつい先日は、少しキツめのお説教となってしまいました。
まあまだ子供だからとか、どこのウチでもよくあることだよとか、おっしゃる方もいますが、とにかくウチの子、1つのことしか頭に入らないんです。1つ別の何かをやろうとすると、それまでやらなきゃいけないって頭にあったものが、スーッと消えちゃうんです。いったい何なんでしょうね?だから約束してたものとか、とても簡単に忘れ去られてしまうんです。
たとえそれが、子供のために良かれと思って、していた約束で、本人もその約束が果たされないと残念な結果になる、というものであってもそうなのです。まったく執着心がないって言うか、こだわりがないって言うか、その分、ひとのことも責めたりしないので、長所の面もあるのですが、これで友達との約束はできているんだろうかと心配になります。
それで先日は、そういったたぐいのものが3つ重なり、ついには『The・お説教』となってしまったのです。こっちは、親切で優しいお父さんで行こうと思ってたのに、またもやウルサイ説教オヤジとして、彼女の記憶に刻まれてしまいました。叱っていても、心の中ではこっちがタメ息です・・・
それでも昨日、娘が持って帰ってきた、あるプリントに、何か自分の考えを書くところがあって、そこには普段から私が娘たちによく言っているようなことが書いてありました。それを見て、少しずつでも自分の考えは娘に通じているのかな?とほんのちょっとだけ希望が持てました。しかし、まだまだ油断は禁物。なにせウチの娘たちは、心を許した瞬間に、こちらの期待を簡単に裏切るプロなのですから。
でもきっと子育てってこんなものなんでしょうね。手がすっかり掛からなくなったら、それはそれでさみしいのでしょう。そういう意味では、ウチの愛娘たちは、ずいぶんな親孝行なんでしょうが。心を広く、許せる範囲・大目に見れる度量を拡げて、『不怒の心』で接していけるよう今後とも努力したいと思います(自信はないですけど)。
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