振り込め詐欺について思うこと○

 オレオレ詐欺から始まって、振り込め詐欺、最近は『母さん助けて詐欺』とも呼ぶそうですが、この手の犯罪は一向に後を絶ちません。埼玉県でもかなりの被害に遭っているようで、新聞の地域欄を読んでいると、いまだに記事を見つけることがあります。最近は本当に手口が巧妙で、とても「騙されるほうが悪い」なんて言えるレベルではないくらいのやり口です。警視庁のHPで、実際の手口を紹介していますので、ご覧になってください。

 只いくら騙すほうが悪いと言っても、良いように騙されていいわけありません。被害に遭わないための対策というか、心構えを述べてみたいと思います。  警視庁のHPにある手口を見ると、例えば会社の金を一時的に使ってしまったり、小切手を無くしてしまったりして、穴埋めしないと会社をクビになるというものや、示談金や保証金で急にまとまったお金が必要になったというものがありますね。たしかに当人は大事件だと言わんばかりで電話をかけてきますが、果たして、自分の子供が本当にそんな電話をかけて来るでしょうか?

 ひとつは可能性の問題です。そんなドラマに出てくるような事件が起こりえるでしょうか?まず「自分の子供なら、そんな失態はしない」と事件そのものの発生を信じない、というのがあります。もうひとつは、そのものすごい低い確率のものが、たとえ現実だったとしても「自分の子供なら、自分に頼って、ミスを金でごまかそうなんてしない」と子供を信じる、というのがあります。ようするにわが子との信頼関係が重要になってきます。また、もし事件が本当で、本人が本当に泣きついてきても、本来なら「自分が悪いなら、きちんと罰を受けな!」とか「自分自身で解決しな!」と突っぱねればいいだけの話しです。そこを何とかお金で済ませてあげようなどと考えると、そこに詐欺のつけ入る隙が生まれます。

 今もメンテナンスでたまに整体を受けに来てくださっている60代の女性の方ですが、以前、息子を名乗る人物から「クルマで追突して、示談金を・・・」という電話が掛かってきたそうです。その方は不審に思いながらも、もしかしたら本当にそうなのかもと、電話の相手を完全に否定しきれなかったのですが、それでも、「自分で何とかしな。」と電話を切ったそうです。その後、詐欺未遂であることが判明して、警察には通報したそうです。

 我が子が窮地に陥っていたら、何としても助けてあげたい。そう思うのが人情です。しかし、冷たい言い方をすれば、「我が子なら、会社の金を使い込むかもしれない」「魔が差して痴漢をするかもしれない」「人のクルマにぶつけても、警察を呼ばず、お金でもみ消そうとするかもしれない」と思っているからそんな電話が掛かってきた時、「本人だ」と思ってしまうのです。もっと自分の子供を信じてあげれば、被害に遭うこともないでしょう。それに、もし警察が必要なことなら通報しましょう。「自分の子供を警察につき出すマネ出来るか!」と言われそうですが、最後は、正直が一番です。

 私は、母に「自分から振り込め詐欺で出てくるようなことで、電話することは絶対にないから。」と言ってあります。親に迷惑を掛けたくないし、何より、もし私がそんなことをしでかしたら、恥ずかしくて、親にだけは絶対に、何が何でも知られたくはないからです。大半の人は私と同じ考えなのではないでしょうか。実際にいい歳して親に泣きつく人ってどれだけいるのでしょうか。

 それにしても、詐欺集団の演技は実にうまいですね。ラジオドラマでもすぐに制作できそうですよ(笑) 犯罪に手を染めず、まっとうに生きて欲しいものです。 

 

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