強盗:「また来たよ。金ちょうだい」同じコンビニに…札幌 (毎日新聞 2014年06月30日)
29日午前3時25分ごろ、札幌市北区北35西4のコンビニエンスストア「セブンイレブン札幌北35条店」に、金属の棒のようなものを持った男が押し入り、現金約4万円を奪って逃げた。この店では25日午前2時ごろにも、男に現金9万円を奪われる強盗事件があった。札幌北署は、同じ男による強盗事件とみて捜査している。
同署によると、レジにいたアルバイトの男性店員(21)が、男に「また来たのかい」と話しかけると、男は「また来たよ。お金ちょうだい」などと言い、店員を脅してレジを開けさせた。この店員は25日の事件当時も勤務しており、男の背格好や凶器が似ていたと話しているという。
男は身長170センチぐらいの中肉。マスクで顔を隠し、頭から灰色の頭巾のようなものを被っていた。同署は防犯カメラの解析などを進め、男の行方を追っている。
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今朝の毎日新聞の記事を読んでいて、あきれたというか、しかし今までの対応を見てきてある意味当然だなと思いました。
札幌で、同一犯が同一店舗に、コンビニ強盗が入ったというのです。しかも「また来たよ。お金ちょうだい」などと言ってのける始末。今回も現金をせしめてのうのうと立ち去っています。完全に犯人になめられていますね。この犯人は、きっとまたどこかで強盗をやるでしょう。
この犯人を許せないと思う一方で、どうしても店側の対応にも問題がないかも感じてしまいます。もちろん、店員さんに危険が及ぶのは、絶対に避けなければなりません。店としても、犯人が暴れて、店内を荒されるより、数万円の現金で難を逃れられるのであれば、さっさと渡して出て行ってもらおうと考えるのは、理解できます。しかしそれでは、犯人の思うツボで、犯行はまた繰り返されるでしょう。これを防ぐ手立てはないのでしょうか?
少し前に、深夜の牛丼チェーン店で強盗が相次ぎ、対策として、防犯カラーボールをレジ脇に設置したケースがありますが、とにかく犯行を起こすを気をなくさせること、もし犯行に及んでも未遂に終わらせることが、重要だと思います。カラーボールをこれ見よがしに置くだけでなく、『防犯訓練実施済み店』という貼り紙を外に貼っておくとか、実際に強盗が入った場合でも、レジの中に、大音量の警報ブザーのスイッチがあって、お金を取る振りして、ボタンが押せるとか、店員さんの身の安全守るために、レジ前で上から瞬時にシャッターが下りてくるとか、いろいろ考えられると思いますよね。
本屋さんでも、万引きが相次ぎ、ゲートでチェックできるようになってから、だいぶ万引きが減ったらしいですね。ただ悪い事をする人は、手を変え品を変え、新手の犯行を繰り返すので、残念ながらゼロにはなっていないようですが。深夜のコンビニやファストフード店は、店員やお客さんの数も少なく、犯行をやりやすい状況下にあります。それを改善していかなくては、ただ今までどおり、犯人にお金を渡して、店員の無事を確保するだけでは、この手の犯罪はなくなりません。
警察と業界が一丸となって、防犯に知恵と工夫を凝らし、強盗事件などの犯罪がなくなっていくことを期待したいと思います。
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