おすすめの本です

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 先日、『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話 [ 平光雄 著]』という本を読みました。普段、自分の子供に言っていたことが、「それでよかったのだ」と自信を持たせてくれることや、「だから通じてなかったんだ」と反省されられること、日頃、自分が感じていること、あらためて思い知らされることがたくさん書いてありました。この本に巡りあえて本当によかったと感じたので、ぜひ皆さんにおすすめしたくなりました。

 私は、『自分が出来るだけ正しくあろう』と心掛けているのですが(その割には、けっこう間違った言動で、気がつかないうちに誰かを不快にさせていることのあるのですが・・・)、その正しさの基準として、『物事に客観性を持たせる』ということを念頭においています。しかしこれを子供に伝えるのがなかなか難しく、つい先日も、子供に、「(いいかげんなことを)他人がするのは許せないくせに、自分が平気でするのはおかしいだろう。それはズルイよ。」とお説教をしてしまいました。

 これについては、この本の中で、『自分の中にいるもう1人の自分』という概念で見事に解決しています。自分の行為をしている自分と見る自分。見る自分が、物事に客観性を持たせてくれます。自分に甘く、ズルをした自分を、もう1人の自分がじっと見ているのです。またこれは、自尊というとても大切な考えにつながっていきます。それを本では、例を出して、子供に分かりやすく、共感を得やすく、楽しめるように紹介しています。たしかに、大人がただ正論を振りかざして、子供に説教しても、聞いてはくれませんよね。

 くわしくは本を買って読んでもらいたいのですが、この本の中で、私がもっとも好きなのは、『感謝』のところです。「ありがとう」の反対語は、なんですか?という話しで、わたしは、「えっ?『どういたしまして』じゃないの?」と読んでて思ったのですが、全然違いました。答えは、「あたりまえ」なんだそうです。これは漢字で書くとよく分かります。「ありがとう」は、「有難う」ですよね。つまり、有ることが難しい・めったに無いということです。有って当たり前ということなんてないということです。こういう気持ちが感謝につながります。

 同じ食べ物でも、毎日食卓で食べる食事と、山で遭難して、何日も食料が途絶えて、救出されてから食べる食事では、おそらく天と地ほども違うでしょう。でも毎日の食卓での食事でも、けっして当たり前ではないんですよね。日々の生活の中でどれだけ「有り難み」を見い出せるか、これは子供らだけでなく、自分ら大人にも省みる必要があることだと思います。4年前の震災時に、関東では計画停電が実施されて、電気の有り難みをみんな身にしみて分かったはずなのに、最近は、『節電』という言葉が、すっかり鳴りを潜めてしまったような気がします。

 ちなみに、以前ブログで、巨人・原監督の『難があるからこそ、有難う』という言葉を紹介しました。もちろん原監督も、有難うの本来の意味や語源をご存知の上で、言われた話しだと思います。この表現のしかたもとてもいいですよね。また先日は、ある患者さんからは、「試練は、その人への呼びかけ・問いかけである」という内容の本をお借りしました。これも、腑に落ちる良いことがたくさん書いてありました。

 この本には、他にも、集中や根気といった物事への取り組み方の話しや、個性や向上心の話しなどが、短く、それでいて、しっかりとポイントを点いて書いてあります。本の題名は、『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話し』ですが、もしこのセミナーが開かれたとしたら、間違いなく、私が身を乗り出して聞いているでしょう。そんな素敵な本です。

 この本に巡りあえたのも、本当にありがたいですね。

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『整体は、マン病を予ボウする』

【マンボウマーク】でおなじみ。あさひ整体センター0120-42-4955

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