いつもと違う疲れ方

 昨日、ある市の空手道大会の審判員をつとめてきました。本来なら、終日休診にするところなのですが、日曜日しか都合つかない方や、この日に施術をしておいた方がいい方など午後6時ごろから予約済みの3名に整体を施しました。  夕方、整体院に戻ってから、他にも、「当日これから整体受けられないか」とのお電話も複数いただいたのですが、ご予約の方のキャンセルの見込みも薄いので、心苦しかったのですがお断りしました。土日は当日になってみないと予定が立たず、どうしても事前に予約を入れづらい方もいらっしゃるようです。  秋は、他のスポーツイベント同様、空手道も毎週どこかで大会が開かれています。この日も他と大会開催日が重なり、越香会にも審判員のお願いが来ておりました。私の整体院は不定休で、原則土日開院としているので、さすがにそう頻繁には大会に行けないのですが、このように大会等が重なっている場合は、自分も審判員をつとめるようにしています。 (そういうことなので、患者さんにはご理解いただきたくよろしくお願いいたします。)  この日も他の大会等と重なっているため、審判員数に余裕がなく、昼休み以外休憩が取りにくい忙しい状況でした。それで、疲れたせいもあるのですが、今回はいつもと少し違う疲れ方をしました。   いつもは、正確なジャッジを取るためにはどうするか、自分は審判規定に忠実にジャッジをしてるか、動作は正しいか、選手達に全力を出し切れる試合をしてもらうにはどうしたらいいかなどに集中しているのですが、昨日はそれはもちろんのこと、その他に、他の審判のジャッジの仕方やコート係員の動きまで気になっていたのです。  よくよく考えてみれば、自分もキャリアの長い審判の先生に、試合の後、よくアドバイスを受けておりました(今も受けています)。きっと、その先生から見れば、自分のジャッジにはどこか欠けている部分があったのでしょう。そしてその先生もコート内外のことに本当に目が行き届いており、ちょっとした気遣いで試合の進行がスムーズに流れるのを感じることがよくありました。  私は、現役を引退し、審判に専念するようになってからまだ5年と、かけ出しひよっこ審判員ですが、それでもだんだんコート内外全体が見えてきたということなのでしょうか?コートの進行自体は、組手、幼年の部で係員が選手を取り違え(もちろん一番悪いのは、選手本人です)、試合をやり直すというミスもありましたが、その他はおおむね良好で、大会ドクターを呼ぶような危険なシーンもなく、スムーズに運びました。  こんなふうに書くと、自分が人にアドバイスできるような優れた審判員になってきたかのように見えますが、実はまだ続きがあります。   大会の終了間近、別のコートの全試合が終了して、私の主審をつとめている試合を見てた先輩審判から、「あの試合では、坂谷君は、片方の場外注意(カテゴリー2のペナルティ)しか取らなかったが、本来はもう片方の攻撃が極まっているのだから、ポイントを取ってから、場外に出た選手にペナルティを課すべき」と注意をいただきました。まだまだ自分も審(み)る目が甘いです。  ある方が、「審判にも審判道みたいなものがある」と言っていましたが、私も同感です。もっともっと、審判員としても向上していかなくてはと、気を引き締めました。 ~:~:~:~:~:~:~  チームを組んで仕事をする場合、自分の仕事を100%果たすだけでは、実は不十分です。それはきっと誰かのフォローの上に成り立つ仕事だからです。自分の仕事を100%できた人は、今度は周りの人が、スムーズに100%の仕事ができるように気を遣ってください。それがチームワークです。それは自分のためにも必要なことのはずです。   ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆  ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す[emoji:e-365] blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ *ミクシィに谷原保育園の存続希望するコミュを作成しました。↓ http://mixi.jp/view_community.pl?id=2763047 *ミクシィに参加されたい方は、あさひ整体センターのHPからメール を送ってください。ご紹介メールを送信いたします。
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