ぎっくり腰は、歩けなくなるほどの激痛を引き起こすことが多く、しかもくせになりやすい厄介な問題です。
実はぎっくり腰は、ならない人・なりやすい人にわかれるため、ならない人の特徴を知ると予防しやすくなります。
本記事では、ぎっくり腰にならない人の習慣から学ぶ予防法や発症後の対処法までを詳しく解説します。
ぎっくり腰にならない人の特徴
ぎっくり腰にならない人は、いくつかの特徴をもっています。
具体的な特徴を6つご紹介するので、それにならってぎっくり腰を予防する確率を高めましょう。
ぎっくり腰にならない人の特徴①:過度な飲酒や喫煙を控えている
多量のアルコールを摂取すると内臓に負担がかかりますし、喫煙をするとタバコに含まれるニコチンの作用によって血管が収縮します。
どちらも腰回りへの血流を阻害するリスクがあり、腰痛やぎっくり腰を招きやすくなるため、過度な飲酒・喫煙は避けましょう。
ぎっくり腰にならない人の特徴②:ストレスを適度に発散している
ストレスを適度に発散することも、ぎっくり腰を防ぐ上で有効です。
ストレスがたまると自律神経が乱れ、血流が悪くなってしまいます。
これが原因で筋肉が働きにくくなり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなるため、ストレスをためこみ過ぎないように注意しましょう。
ぎっくり腰にならない人の特徴③:適度な運動をしている
運動不足な人は筋肉が衰え、背骨の動きが悪くなります。
また、運動不足により血流が悪化し、新陳代謝が悪くなることも、ぎっくり腰を発症させる原因のひとつです。
ぎっくり腰を予防するために、適度な運動を取り入れましょう。
ぎっくり腰にならない人の特徴④:長時間同じ姿勢をとり続けていない
デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢をとり続けていると、腰に大きな負担がかかって、ぎっくり腰の発症リスクが高まります。
可能な限り頻繁に態勢を変えたり、背筋を伸ばして過ごしたりすることも、ぎっくり腰を予防する上で有効です。
ぎっくり腰にならない人の特徴⑤:たっぷりと睡眠をとっている
筋肉の疲労は、就寝中にある程度取り除けます。
そのため、たっぷり睡眠をとっている人ほどぎっくり腰になりにくいと考えられるのです。
また、先述した自律神経を整えるためにも睡眠が役立ちます。
ぎっくり腰にならない人の特徴⑥:骨盤が歪んでいない
骨盤が歪んでいない人も、ぎっくり腰になりにくいと考えられます。
骨盤が歪んでいる人は、背骨に圧力が加わりやすく、腰痛を引き起こすリスクが高まるため要注意です。
ぎっくり腰を発症してしまった場合の対処法
ぎっくり腰を発症してしまった場合の有効な対処法は、発症後のタイミングによって異なります。
急性期は強い痛みを伴うため、決して無理をしてはいけません。病院や整体院に向かうのに適したタイミングを交えながら、有効な対処法を解説します。
発症直後は安静にする
ぎっくり腰の発症直後は強い痛みを伴うことが多く、歩くことすらままなりません。
この状態で無理をすると、膝などの部位にも強い負担をかけるため、痛みが引くまでは安静に過ごしましょう。
氷枕などを使って患部を冷やすと、回復が早まるとされています。
痛みが引いてきたら体を軽く動かす
ぎっくり腰の発症から2~3日が経過すると、徐々に痛みが引いてきます。
体を動かせるようになったら、無理のない範囲で歩いたり、体操をしたりして体を動かしましょう。
こうすることで筋肉の衰えを防ぎ、日常生活に戻りやすくなります。
病院で治療を受ける
動けるようになったら、病院で治療を受けましょう。
病院では炎症や痛みをやわらげる薬が処方されたり、リハビリによる運動療法を利用できたりします。
とくにぎっくり腰を頻繁に再発させている方は、なんらかの疾患が原因で強い腰痛を発症させている可能性もあるため、詳しい検査を受けることをオススメします。
整体で痛みをやわらげる
症状が比較的軽く、病院に行くほどでもないという場合は、整体院で施術を受けましょう。
整体院では痛みを軽減させる施術を受けられるほか、再発を防ぐための対処法も教えてもらえます。
まとめ
ぎっくり腰は、ならない人となる人にわかれます。
ぎっくり腰にならない人は、共通した特徴をもっている場合が多いため、見直すべきポイントがある場合は、改善を試みましょう。
また、ぎっくり腰を発症してしまった場合は、痛みが引いたタイミングを見計らって、病院または整体院で治療・施術を受けることをオススメします。
「あさひ整体センター」では、実際に2度のぎっくり腰を経験した整体師が施術にあたっています。
痛みをやわらげて再発を防ぐための施術をおこなうと同時に、経験者だからこそわかる改善策もご提示できますので、ぎっくり腰にお悩みの方は、ぜひ当院の施術をお試しください。