足の形状を表す言葉に「O脚」や「X脚」があります。
この2つは混同されがちですが、明確な違いがあるため、区別することが可能です。
この記事では、O脚・X脚それぞれの特徴や原因、自分でできる簡単なチェック方法を解説するので、ご自身がどちらかに該当するかどうかチェックしてみましょう。
O脚とX脚の違いを解説
O脚とX脚は混同されることも多い症状ですが、この2つには明確な違いがあります。
まずはご自身がO脚なのかX脚なのか、あるいはそのどちらでもないのかを判断するために、それぞれの特徴と発生する原因を解説しましょう。
O脚はひざの間が開いていることが特徴
O脚の特徴は、ひざの間が大きく開いていることです。太ももやひざ、ふくらはぎ同士が密着せず、足の全体が大きくローマ字の「O」のような形に開いています。
正面から見ると、足の全体が外側に向かってカーブを描くような形状になることが特徴的です。
X脚はひざから下が開いていることが特徴
X脚は、ひざから下が大きく開いていることが特徴的です。
O脚と違い、太ももとひざの間に空洞はなく、それぞれが密着しています。
足の全体を正面から見ると、ローマ字の「X」に似た形になることから、この症状をもつ人の足は、X脚と呼ばれています。
O脚は姿勢の悪さや骨格の乱れが原因で起こることが多い
O脚の主な原因として考えられるのは、骨格の乱れです。
猫背のように悪い姿勢で過ごしたり、足を組んだり頬杖をついたりするくせがあったりすると、骨盤が歪んで骨格が乱れてしまいます。
これが原因で両足がだらしなく開きがちになり、O脚を生み出してしまうのです。
X脚は歩き方のくせが原因で起こることが多い
Xの主な原因として考えられているのは、歩き方の悪いくせです。
内股歩きをするくせをもつ人や、ハイヒールを履くことが多い人は、X脚になるリスクが高いとされています。
とくに女性の場合、X脚が外反母趾などのトラブルを招く可能性もあるため、注意しましょう。
O脚・X脚を自分でチェックする方法
O脚・X脚を自分でチェックする方法をご紹介します。
まずは太ももまで見えるショートパンツなどに着替えて、リラックスした状態で全身が映る鏡の前にまっすぐ立ちましょう。
そのまま鏡を見て、足の間に隙間ができている箇所を確認します。
【O脚・X脚を確認する際のポイント】
タイプ |
足の状態 |
O脚 |
・太もも、ひざ、ふくらはぎの間が開いている ・くるぶしが密着している |
X脚 |
・ふくらはぎ、くるぶしの間が開いている ・太もも、ひざが密着している |
くるぶしだけが密着している場合はO脚、太ももとひざが密着している場合はX脚です。
どちらにも該当しない場合は、後述する「XO脚」、もしくは問題なしの正常な足の可能性が高くなります。
両方の特徴をもつ「XO脚」もある
O脚・X脚のどちらにも該当しないものの、足の形に違和感がある場合は、O脚とX脚両方の特徴をもつ「XO脚」の可能性があります。XO脚の特徴は次のとおりです。
【XO脚の特徴】
タイプ |
足の状態 |
O脚 |
・ふくらはぎの間が開いている ・ひざ、くるぶしが密着している ・太ももが密着もしくは少しだけ離れている |
ひざから上が閉じ、ひざから下が開いている状態が、XO脚です。
これはそれぞれの歪みが合わさった複雑な状態ですから、整体院や整形外科に相談することをオススメします。
すべてのポイントが密着していれば問題なし
太もも、ひざ、ふくらはぎ、くるぶしのすべてが密着している場合は、正常な状態であり問題ありません。
人によってはやや空洞ができる箇所も見られますが、全体的に見てまっすぐ整っていれば正常です。
基本的にはそのままにしていて構いませんが、姿勢の悪さや骨盤の歪みがO脚・X脚・XO脚を引き起こす場合があります。
悪癖がある場合は見直して、スタイルの乱れを予防しましょう。
O脚・X脚を効率よく改善させるなら整体の利用がオススメ
O脚・X脚を効率よく改善させるなら、整体の利用がオススメです。
整体を受けることで、O脚・X脚を生み出す原因となる骨盤の歪みを矯正できます。
姿勢の改善やエクササイズなどだけでは治しにくい重度な変形も、骨盤そのものを矯正することで、理想的なスタイルへと導ける可能性があります。
まとめ
O脚とX脚の違いは、まっすぐ立ったときに両足が密着する箇所の違いです。
また、O脚とX脚両方の特徴をもつ「XO脚」もあります。
まずはご自身がO脚・X脚なのか、あるいは問題なしなのかをチェックして、必要に応じて改善させましょう。
「あさひ整体センター」では、O脚・X脚・XO脚を改善するプログラムをご用意しています。
ホームページでは、当院で施術を受けている患者さんのビフォー・アフターをご覧いただけるので、姿勢改善にご興味をおもちの方はお気軽にお問い合わせくださいませ。