後頭神経痛の原因は?痛みが起きたときの対処法を紹介

後頭神経痛の原因は、悪い姿勢といわれています。

パソコンやスマホを長時間見る人は、姿勢が崩れやすいので気をつけなければなりません。

 

当記事では、後頭神経痛の原因と対策について解説します。

体の痛みは、生活習慣や姿勢が崩れているサインです。放置せずに早めに改善していきましょう。

 

後頭神経痛の特徴

後頭神経痛は、後頭部の片方だけがチクチクと痛むのが特徴です。

首から後頭部、頭頂部にかけて、電気が走るような強い痛みが走ります。

 

後頭神経痛は神経痛の一種であるため、シャンプーや髪をとかすとき、頭皮に痛みを感じることもあります。

また、枕が頭頂部に触れたときに痛みを感じ、眠れないことも珍しくありません。

 

後頭神経痛の原因は?

後頭神経痛の原因は、歪みや姿勢の乱れです。

後頭神経には、「大後頭神経」「「小後頭神経」「大耳介神経」の3つがあり、圧迫や引っ張られることで痛みが発生します。

姿勢が崩れる要因は、以下のようなものです。

 

  • スマホを長時間見ることが多い
  • パソコンのモニターを左右どちらかに置いている
  • 横向きでテレビを見ながら食事をすることが多い
  • パソコンの画面に対し、机や椅子の高さが合っていない
  • 集中していると無意識に首をかしげている
  • 足を組むことが多い

 

他にもさまざまな要因があるので、普段の生活で姿勢が崩れていないか、チェックしてみましょう。

 

後頭神経痛が起こったときの対処法

後頭神経痛が起こった場合は、何かしら体に負担がかかっているという意味です。

自然によくなることが多いものの、原因を解消しなければ再発しやすくなるでしょう。

 

後頭神経痛が起こらないためにも、まずは自分の体と向き合ってみてください。

後頭神経痛が起こったときの対処法は、以下の3つです。

 

  • いい姿勢を心がける
  • リラックスする時間をもつ
  • 寝る前のスマホは控える

 

いい姿勢を心がける

後頭神経痛が起こったときには、まず姿勢を意識しましょう。

いい姿勢とは、横から見たときの耳・肩・腰・ひざ・くるぶしが一直線になっている状態です。

自分でチェックしにくい場合は、家族や友人に見てもらうか、写真を撮ってもらうといいでしょう。

 

悪い姿勢を続けていると、骨の位置がずれたまま固定されやすくなります。

放置しておくと元に戻りにくくなるため、早めの対処が必要です。

 

いい姿勢を維持するには、骨盤がカギを握っています。

骨盤周辺には多くの筋肉がついており、日常生活の癖で歪みやすいのが特徴です。

 

骨盤は背骨や頭の重さを支える土台のようなものなので、しっかりとメンテナンスしなければいけません。

今は不調がなかったとしても、整体で定期的にメンテナンスするのがオススメです。

 

リラックスする時間をもつ

後頭神経痛が関係している末梢神経は、体内の情報伝達の役割があります。主な役割は、以下の3つです。

 

  • 運動神経:手足を動かすために筋肉に指令を出す
  • 感覚神経:痛い、熱い、冷たい、何かが触れたときの感覚を脳に伝える
  • 自律神経:体温や代謝、血圧、臓器の働きを調整する

 

末梢神経が圧迫されると、少なからず自律神経にも影響が出ます。

たとえば、痛みで眠れないことや、痛みが不安で落ち着かないなどです。

すると、自律神経のバランスが乱れ、倦怠感や息切れ、動悸などの症状につながりやすくなります。

 

自律神経の乱れは、緊張型頭痛を引き起こすことがあります。

緊張型頭痛は、首や肩の筋肉が緊張し、血流の悪化から締め付けられるような痛みが特徴です。

 

自律神経からくる症状を防ぐためにも、意識してリラックスする時間をもちましょう。

たとえば、以下のような習慣がオススメです。

 

  • 好きなものをよく噛んで味わいながら食べる
  • 就寝2~3時間前に湯船に浸かる
  • 好きなアロマの香りをたく
  • 悩みを抱え込まずに相談する
  • 散歩をするなど適度な運動をする

 

寝る前のスマホは控える

寝る前のスマホは、脳が覚醒状態になるので注意が必要です。

人間の体は、メラトニンと呼ばれるホルモンによって、睡眠と覚醒のリズムを保っています。

 

メラトニンは日中の明るい時間帯は抑制され、夜間は分泌量が増えるのが特徴です。

しかし、寝る前のスマホは脳が昼間だと錯覚し、興奮状態に陥ってしまいます。

寝る前のスマホが習慣になっている人は、時間を決めて見るなど、工夫をしましょう。

 

後頭神経痛を予防するには?

後頭神経痛を予防するには、正しい姿勢をキープすることが大切です。

どんなに姿勢に気をつけていても、無意識に行動しているときや集中しているときに、姿勢が崩れていることも珍しくありません。

 

自分の癖は自分では気づきにくいため、プロの目で客観的に見てもらうのが確実です。

体調を崩すと仕事ができなくなるばかりでなく、余計なお金もかかってしまいます。

病気や不調を予防するためにも、整体で定期的にメンテナンスを受けるのがオススメです。

 

まとめ

後頭神経痛は、一時的な症状ともいわれているため、「気のせいか」と放置しがちです。

痛みが出ているということは体からのサインなので、見逃してはいけません。

姿勢や生活習慣などが不調の原因につながっていることも多いため、しっかり改善していきましょう。

 

あさひ整体センターは、一人一人に合わせた施術で不調を改善していく整体院です。

お腹が硬い人や冷えが気になる方には「お腹のほぐし」をおこない、腰痛や肩こりの改善をサポートします。

また、首や肩回りの筋肉を酷使している方には、「筋肉ほぐし」や「骨格の調整」をおこないます。

 

後頭神経痛は、頸椎の筋肉の歪みを直すことで治ることも多いので、お悩みの人はぜひご相談ください。

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