空手道大会の審判に行ってきました○

 昨日、整体院を1月3日以来の終日休診として、ある空手道大会の審判をつとめてまいりました。当日、体育館の中はとても寒く、床の上で素足で競技する選手が少し気の毒になりました。開会式のとき、ある女の子が私の目にとまりました。おそらく小学1・2年生の部に出場する子でしょう。その子は最前列で、かかとをそろえ、手の指を伸ばしてふとももの脇につけ、背筋を伸ばし、顔は挨拶する先生方の方を向け、微動だにせず話をしっかりと聞いているのです。それも無理している素振りを見せずに。

 帯はすでに茶色、きっと幼稚園・保育園の頃から何年も真面目に稽古を続けているのでしょう。この子の空手道に対する姿勢の素晴らしさもですが、そこの道場の先生のご指導や、親御さんのしつけの素晴らしさを容易に想像することができました。

 空手道の試合では、審判は、競技前のコートに入る様子から選手の一挙手一投足を観ています。特に形競技では、そこでの差がそのまま競技(演武)内容の差に出ていることがよくあります。案の定、この小学生の女の子も、今大会では素晴らしい成績をおさめていました。

 整体師を目指すみなさん、普段の生活の中で自分の姿勢を気にしていますか?まさか、背中を丸め、ガニ股でサンダルを引きずるように歩いてる、なんてことはありませんよね??

 施術する前から患者さんの信用を失っている、なんてことがないように。

2024年4月
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