夏休みも様変わり

もう2学期開始 島根の高校「夏休みは長さではない」(2008年8月19日asahi.comより)  お盆休みが明けたばかりの18日、松江東高校(松江市西川津町)など公立3高校で早くも2学期が始まった。島根県内の公立高校の大半で8月中に2学期が始まる。背景には02年度から始まった完全学校週5日制の影響があるようだ。  午前9時半過ぎ、松江東高の体育館で始業式が始まった。ステージの上に立った中村清志校長は「夏休みが短いという声を聞くが、問題は長さではない」と切り出した。「休みは短かったかもしれないが、裏返せばこれから月末に学園祭もあり様々な経験を積む。毎日、寝る前に1日を振り返って下さい」と話した。  同校の今年の夏休みは7月26日~8月17日。3年生は16、17日に模試があり、7月の終業式後には4日間の補習もあったため、休みは実質17日間だ。 03年の夏休みは40日間あったが、05年以降は24~21日間。三上昭憲教頭によると、補習授業は10年以上前からしていたが、学校5日制でさらに授業時間を確保する必要に迫られたという。  県教委によると、「夏休みは42日間」と定めた県立高校規定がある。だが、学校5日制などに合わせて03年度から、校長裁量で夏休みを短縮できるようにした。ただし、21日は確保するよう求めている。高校教育課によると公立高の2学期の始業式は19日に4校、20日に7校が予定しており、44校中39校が8月内に2学期が始まる。 ~:~:~  高校の時の夏休みは、1・2年生の時は、毎日部活(じつは卓球部でした!)。3年生の時は、毎日市の図書館で受験勉強していました。何もしないで遊んでいたのは、1・2年のお盆の時くらいかなぁ。。。あと、夏の甲子園、PLの桑田や清原の活躍ぶりをテレビで観て、「こいつらホントに自分と同い年か?」とただ、ただ、関心してました。清原がピッチャーやってた試合もありましたよね。  自分はこんな夏休みの使い方で40日間を過ごしましたが、みな思い思いの過ごし方があったと思います。部活に打ち込むのもよし、一人旅に出かけるのもよし、好きな勉強や研究に精を出すのもよし、アルバイトでおもいっきりかせぐのもよし(禁止してる学校もあり?)、中には、休み中ずっとダラダラ過ごす人もいるかと思いますが、そんなに長期間毎日ダラダラできるわけもなく、きっと、やりたいこと見つけてやっていると思います。それを、「夏休みは20日ほどで十分。」と、一律に机での勉強に戻してしまうことに、「つまらなさ」を感じます。  なぜ、高校生たちに選択肢を与えないのでしょう?自由にすると、みんな無目的にダラダラすると思っているのでしょうか?今の高校生はそんなに信用ありませんか? 勉強したい人にはその機会を与えることはいいと思いますが、学べることは机上以外でもたくさんあります。それを実感できるのが、夏休みだと思うのです。  サラリーマンからすると、9連休とかでもう十分「長い」のでしょうが、それは「休む」ということにだけ時間をかけた場合です。何かプランを組み、それに向けて実行しようとすれば、逆に9日間など、「短い」と感じるでしょう。大人と子供では、当然ながら時間感覚が違うのです。大人はそれをいつしか忘れてしまい、子供にも「そんなに休みなどいらん!」ということになってしまうのです。  「貴重な時間をムダにするくらいなら、勉強を!」と思うなら、時間をムダにさせないように、時間の使い方を教えることの方が大事だと思うのですが、いかがですか?その上で、高校生が、「もっと勉強したい!どんどん知識を詰め込みたい!」と知識欲を出してきたら、どんどん詰め込んであげればいいと思います。  基礎学力がとても大事です。それを効率よく学べるのが学校です。しかし、このままだったら、また昔のつまらない詰め込み教育に逆戻りになるだけのような気がします。 ~〈整体師を目指す方へ今日の一言〉~  整体師のタマゴさんたち、夏休み(お盆休み)に家族や友人、知り合いに身体を借りて、しっかり練習させてもらいましたか?治療を受けるほど、深刻なコリや歪みを持っていなくても、そういう方に自分の整体を受けてもらって、感想を聞くことはとても大事なことです。協力していただいた方にはきちんとお礼を言いましょう。
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