整体ちょっといい話し

 先日、ご近所さんで、定期的にではありませんが体調が悪くなると、当院にお見えいただいている女性の方がギックリ腰になり、ご来院になりました。痛みのせいで身体がくの字に曲がり、見るからに痛そうです。同じ町内ではありますが、この状態で自転車に乗れるとは思えませんので、「どうやってここまで来たんですか?」 と聞いたところ、「タクシーを呼んで、乗せてもらってきた。」 と言うのです。  いくら何でも、こんな近くだとタクシーの運転手さんも嫌がるだろうと思って、患者さんにその時の様子を聞いたのですが、呼ばれた運転手さんは嫌なひとつせず、「こんな時はしようがないよ。大丈夫?」 と言いながら、タクシーをできるだけ玄関に近づけてくれ、乗り込むのを手伝ってくれたそうです。     その優しい対応に、患者さんもたいへん喜び、当然1メーター料金なのですが、千円を差し出して、「お釣りは結構です。」 と言ったそうです。運転手さんは一旦は断ってお釣りを出そうとしましたが、患者さんが、「気持ちだから。」 と言うと、遠慮がちにおさめたそうです。  そのやり取りの話しを聞いて、(いい話しだなぁ。) と思ったのですが、ふと、帰りのことが心配になり、患者さんに、「それで、帰りはどうするんですか?また、タクシー呼ぶんですか?」 と聞いたところ、患者さんは痛みをガマンしながら、「だって、先生が治してくれるんでしょ。歩いて帰るわよ。」 と言うのです。  おおっっ!信頼されてるなぁ~、そりゃそうだよな~、そのために来たんだもんな~、でも責任重大だなぁ。  この『いい話し』を完成させるには、この場でこのギックリ腰を治さないと!と思い、気持ちを切り替えてかなり集中して施術に臨みました。患者さんの様子を見ながら、声掛けをし、体勢を変える時も痛くならないように、気を配りました。施術の途中で何度か、痛みの度合いや稼動範囲をチェックしながら、1時間後・・・「では、立ってみてください。」⇒⇒⇒「あ~っ、まっすぐ立てます!痛みもほとんどない。」 と言ってくださいました。  自分もギックリ腰の患者さんみなさんをその場で100%治せるわけではありませんから、正直、ほっとしました。。もともと、筋肉疲労からくる急性の腰痛だったので、とにかく背中・腰・臀部の筋肉の張りを徹底的にやわらげ、仙骨・骨盤の調整で、自己回復するレベルまでもっていけたのが幸いしました。  まだ、若干の重だるさ・違和感は残るものの、立ったり、かがんだりできることが患者さんは、たいへんうれしいとのことでした。こういうシーンを見られるのは、、まさに整体師冥利に尽きます。患者さんは、もちろん帰りは、歩いてお帰りになりました。 
~〈整体師の味方コメント〉~
 自分がつらい時、ほんの少しの優しさが身にしみます。患者さんはつらい状態で来院されることが多くあります。その時はどうか、いつもよりもほんの少しでも優しく接してあげてください。 ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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