『人間万事塞翁が馬』 とできるかどうかは・・・

高橋大輔が復活V、五輪内定 フィギュア全日本 (2009年12月26日asahi.comより)  フィギュアスケートの全日本選手権は26日、第2日がバンクーバー冬季五輪代表の最終選考会を兼ねて大阪・なみはやドームであり、男子フリーで高橋大輔(関大大学院)が168.28点でトップ。前日のショートプログラム(SP)との合計を261.13点として2大会ぶり4度目の優勝を決め、五輪代表に内定した。今月上旬のGPファイナルで内定を勝ち取っている織田信成(関大)は244.30点で2位。236.13点で3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)も日本スケート連盟の選考基準を満たし、代表入りを確実にした。
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 昨年の、右膝の前十字靱帯と半月板損傷、そしてその手術からの見事な復活、誰が見ても断トツで日本NO.1のフィギュアスケーターですね。織田選手も、小塚選手も、誰も及ばないレベルのスケートだったと思います。  高橋選手の復活劇はしばしばテレビでも取り上げられていて、手術後のリハビリに相当苦しんだ様子が映し出されていましたが、その結果、強化された下半身と、身体の柔軟性という2つの武器を手に入れたと、「怪我の功名」と感じで放送されていました。  よくこんな時に、『人間万事塞翁が馬』という故事を引き合いに出したりしますが、これは高橋選手の簡単には真似のできない努力があったらばこその事だと思います。確かに、大きなケガをし、今までと違う努力を強いられる環境に追い込まれなければ、復活後のような滑りはできなかったかもしれません。しかし、並みの人なら、そのまま引退してもおかしくなかったでしょう。安易に「ケガした事が功を奏した。」などと口にはできないはずです。  自分にとって何か、不都合なことが起こった時、そのままそれに飲まれてしまうのか、それをきっかけにして反転攻勢のチャンスにするのかは、結局のところ自分次第というわけです。私も、2度に渡るあのギックリ腰がなければ、整体師を目指していなかったかもしれませんし、自分がつらい思いをしているからこそ、患者さんの痛みを分かってあげられるのだとも言えます。今の自分だからこそ、「ギックリ腰を経験してよかった。」 と言えるのです。  今回、高橋選手が、全日本選手権で優勝を勝ち取ったことで、「失敗は、決して失敗のままでは終わらない。」 「復活のチャンスは必ずある。」 「どんなにつらくとも、その努力は必ず報われる。」 という気持ちを強く持ちました。勇気をもらうとはこういうことだと思いました。自分も励まされましたし、自分の子供や、空手教室の指導時でも、信念を持って、いろいろ教えることができるなと思いました。  高橋選手には、バンクーバー五輪の日本代表として、ぜひ金メダルを取って、この復活劇、有終の美を飾ってほしいと思います。 
~〈整体師の味方コメント〉~
 患者さんに施術をして、思うように効果が出ない時もあるかと思いますが、それをそのままあきらめてしまうのでなく、それをきっかけにして、さらなるレベルアップをすることができれば、効果が出ないということも、100%悪いことではないのかなとも言えると思います。 ========================= 《メルマガ『まぐまぐ』発行しています》 『整体師のミカタ』 に関してご意見やご要望などが ございましたら、お気軽にお知らせください。 http://www.mag2.com/m/0001002720.html   これからもどうぞよろしくお願いいたします。   =========================
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