高校野球では特待生をなぜ認めないの?!

 高校野球の特待生問題で、全国の私立高校が加盟する日本私立中学高等学校連合会(田村哲夫会長)が、日本高校野球連盟(脇村春夫会長)あてに、特待生制度禁止について見直しを求める要望書を送付していたことが1日、わかった。(2007年5月2日 読売新聞)  実は、私は今回初めて、野球については、特待生制度が認められていない事を知りました。それほど、自分の中ではスポーツの特待は当たり前であり、自分の友人が特待生で高校に入学したらそれをとても誇りに思っていました。    空手道でも、特待生や推薦入学で高校に入っている生徒はたくさんいます。中にはみんなと同じく受験してもちゃんと合格するだろう学力を持っている子ども達もいますが、やはり、「自分の今までやってきた事(空手道)を認められてその高校に行くんだ!」というモチベーションは他には替えがたい、誇りになるものです。中学生・高校生の意欲向上には必要な制度だと思うのです。それは、野球でも同じではないでしょうか?  「規則は規則、ルールはルール、規則を守れないような生徒は野球をやる資格はない」とばかりに、問題発覚直後、大人達は対外試合の禁止など、生徒から野球を取り上げようとしました。しかし、私立中高連が高野連に特待生制度禁止事項の見直しを求める要望書を出した事は、生徒達に大きな味方になるでしょう。実態にそぐわない、他のスポーツと比べて著しく不公平な特待生制度禁止は、どう考えても今の中学生・高校生のためになっているとは思えません。  事の本質を見失ってはいけません。今回の件は、日本学生野球憲章に違反するとの事ですが、では、この学生野球憲章はいったい誰のためのものなのでしょう。高野連のやりやすい運営のためのものですか?ちがうでしょう。文字どおり学生のためのもののはずです。  貴方が整体院を開業する際に、その整体院の決まりごとをいろいろ作る時には、必ず患者さんの顔を思い浮かべてからにしてください。自分のやりやすさだけで物事を決めてしまうと事の本質(患者さんのため)を見失ってしまいます。   ↓励みになります。よかったら1日1回クリックしてください。 blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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