せっかくの客寄せパンダですから○

パンダ、上野に到着 3月下旬にも一般公開(2011年2月22日asahi.comより)

 中国から東京都立上野動物園に貸与されるパンダ2頭が21日夕、中国・上海の浦東国際空港から日本に向かい、同日夜に上野動物園に到着した。上海の空港敷地内で出発を待つ間、故郷の四川省からの長旅でちょっと疲れた様子も見せたが、オリの中で時折、大きな体を動かしながら「くううん」と愛らしい声を出した。

 四川省のパンダ保護研究センターで育てられた2頭はともに5歳で、中国名で雄が「比力(ビーリー)」、雌は「仙女(シィエンニュ)」。20日に同センターを出て、21日午前に国内便で経由地の上海に着いた。日本への出発を前に、中国側飼育員の黄山さんは「人間と同じで長旅の疲れは出るものだが、今の状態はとても正常だ」。比力は飛行機に乗る前も、オリの中で活発に動き回っていた。

 2頭はパンダ柄に塗装された全日空機で日本へ飛び立った。オリが収められた貨物室は、住み慣れた四川省の冬の気温4~10度に調整されているという。日本の環境やえさに慣れさせたうえで、3月下旬にも一般公開される見通しだ。

 

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 日本国内にパンダは、神戸と南紀白浜にいるので、関西や西日本の方にはあまり関係ないのかもしれませんが、約3年振りに、上野動物園のパンダが復活するとあって、特に関東ローカルのニュースではかなり大きく取り上げられていますね。その報道の仕方も、「純粋にパンダが来てうれしい」というものや、「これでなんとか景気回復!」というものや、「中国へのレンタル料の支払いが高い」というものまでさまざまです。

 『客寄せパンダ』の言葉どおり、パンダの集客効果はかなり期待できるでしょう。春休みからGWにかけては、上野動物園は相当、混雑するのではないでしょうか?また、上野に人が集まるということは、その周辺地域の活性化にもつながり、浅草のスカイツリーと合わせて、上野エリアは観光スポットとしてますます賑わいそうですね。

 そういった経済効果を考えれば、このレンタル料も高くはないのかな?とも思えます。「足元見て、高値をふっかけやがって!」とか、「本当に友好なら無料でしょ?」という声もそのとおりだと思いますが、相手はそういうお国柄なので言ってもしかたないでしょう。それなら、そのコストをどう利益に還元していくかです。

 せっかくの客寄せパンダなのですから、大いに利用すればいいでしょう。パンダツアーの企画も国内旅行だけでなく、中国人相手にも使えると思います。

 今、中国から多くの観光客が日本に来ています。パンダと言えば、中国というイメージですが、その中国でも全土にいるわけでもなく、四川の山奥の方にしか生息していないらしいですね。となると、おそらくパンダを見たことない中国人がたくさんいるはずです。その中国人が、日本に観光に来た際に、上野でパンダを見て、パンダ関連のお土産を買って帰るという流れも見込めるでしょう。そうなれば、中国に払うコストも、中国人から回収できる算段が立ちます。そう思えば腹立たしくもならないでしょう?(ちょっと強引)

 この愛らしい希少動物を、子供たちに直接見せられるのは、たいへん喜ばしいことです。私も小さい頃、カンカンとランランを観に行き、大混雑の中をぞろぞろ歩いた記憶があります。せっかくの機会ですから、私も頃合いを見て、子供たちを上野動物園に連れて行ってあげたいと思います。

 

〈整体師の味方コメント〉

 せっかくコストをかけて、広告を出したり、ホームページを作るなら、それが地域の皆さん、患者さんの心にしっかり届くよう工夫するよう心掛けましょう。  

 

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