いくつになってもチャレンジ!○

 世界陸上男子ハンマー投げで室伏広治選手が81m24cmの記録で優勝、金メダルを獲得しました。室伏選手は、今年10月で37歳、世界陸上では歴代最年長での金メダリストだそうです。アスリートが30台後半で世界のトップに立てるということに『ただただ』、感動を覚えます。

 ある一定の年齢が来たからそろそろ引退、と勝手に線を引くのではなく、やはりいくつになっても、チャレンジする心を忘れてはいけないのだ、ということを見せつけられました。なかなか陸上競技で日本人が表彰台に上がることは難しいのですが、他の投擲競技やトラック競技でもこれから若い選手がどんどん出てきてほしいと思います。

 話しは少し変わりますが、私の義理の父が今年80歳になるのですが、先日剣道の七段位を受審いたしました。同じ七段の受審者二人と順次立ち会いを行い、その内容を審査されます。6人の審査員の内、4人からOKが出れば合格なのだそうです。結果は合格とはいかず残念でしたが、このチャレンジ精神には本当に頭が下がりました。ちなみに七段位受審の最高齢は86歳だそうです。素晴らしい気力と体力の持ち主ですね。義理の父は再度、挑戦するそうです。

 私も6月に越香会の大会に出て、現役引退後、8年振りに試合をしたのですが、結果は満足の行く物ではありませんでした。先日、自分の形と組手の試合の様子をビデオで振り返って観たのですが、自分が思っていたのと少し違っていました。形は、突きや蹴りが引きが早すぎて、威力がなさそうに見えました。これは誤算です。しかし腰はどっしりと落ちて、重心は安定していたので、修正をきっちりすれば、それほど悪くないなと思いました。

 また組手は、やはり『極め』が弱いのでしょうか、動きは前半は悪くなく手も出ていたのに、有効と判断されていませんでした。ここでリードしていたらと思うと悔しいですね。また後半は、明らかに集中力が落ちていました。疲れた印象はなかったのに、不用意に相手の突きをもらっていました。これも試合慣れしていないからでしょう。体力の限界というものではなさそうなので、ちょっとホッとしました。そしてまだまだイケル!という自信を持ちました。

 限界を決めるのは自分ですが、その限界は本当はまだ先のことなのかもしれません。もっと言えば、そもそも好きなことに、限界や引退なんてないのかもしれません。『いくつになってもチャレンジ!』私もまだまだがんばっていきたいと思います。

 

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