昨日ニュース番組で、ロンドン五輪トライアスロン女子代表の、上田藍選手が取り上げられていました。この方、超がつくほどのポジティブシンキングの持ち主で、TVを観ていて本当にためになりました。
目標を達成するために、紙に書いて、部屋の壁など見えるところに貼る。手帳に書き記して、毎日眺める。というのは今まで聞いたことがありますが、この上田選手は、目標を未来の日記の結果として書いてしまうのです。「ロンドン五輪で金メダルを取ることができました。ありがとうございました。」って感じで。とてもユニークですよね。これまでも、そうして目標をすでに結果としてイメージし、日本選手権優勝などで実際に実現してきたそうです。
言葉もポジティブなものを選んで使っています。「苦手」ではなく「伸びしろのある」みたいな。そしてポジティブの何よりの象徴、『笑顔』を絶やさない。いつも感謝の気持ちを忘れない。など心に響くものばかりでした。そう簡単にはいかないと思いますが、TVを観ていて、3ヶ月後に本当に、上田選手が金メダルを取っている姿がイメージできました。
よく「チャレンジする時は、自分が成功しているイメージを想像しなさい。」と言われますが、不安が先行し、失敗したらどうしようとついついネガティブなイメージをしてしまいます。それじゃあいけないと分かっていてもなかなか自信は持てないものです。きっと自信を持つにも日々の練習が必要なのですね。それには、壁の文字を読むよりも、毎日自分の手で書いた方が、自分で自分に自信を持たせやすいでしょう。まさに「目からうろこ」ですね。
また最近、スマホのアプリで『ネガポ辞典』というのが、大ヒットしているらしいですね。これは、「ネガティブワードが前向きなポジティブワードに変換され、自分に自信が持てる元気の出るアプリ」(ネガポ辞典HPより)とのこと。痴呆症⇒認知症など、病状名なども見直されているのは知っていましたし、私もできるだけポジティブな言葉を選ぶよう心掛けているつもりでしたが、まさか辞典にしてしまうとは思いませんでした。
ちなみに、「キモい」⇒「個性的」や「存在感がある」「ミステリアス」ということになるのだそうです。これも面白いですね。言葉にはそれ自体に『力』があります。悪い言葉、汚い言葉を吐いていると、その言葉は、耳から自分の中に入ってきます。言葉の力に自分がやられてしまいます。相手に不快な思いをさせるだけでなく、結果的に自分をも陥れるネガティブワードはできるだけ使わないに越したことはありません。
きっとこの『ネガポ辞典』を作ったひとには、この先いろんな幸せが待っていますよね。だって基本的にネガティブなことなんてないんですから。 ミスをしても落ち込むではなく、「失敗は成功の母」と考えることが大事というわけですね。
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