これは、もはや『道』?○

 幼稚園の空手教室を担当するようになって、気がつけば5年目。大袋幼稚園で1年、みひかり幼稚園で今年4年目となりました。当たり前ですが、はじめに担当した子供たちも小学4年生。昇級審査や試合会場で久しぶりに見るとずいぶん成長したなぁ~と、感心したりします。毎年教える生徒は3人から5人くらいで、少ないように感じますが、実際1人でみるには、自分の力量からすれば、このくらいでちょうどいいのかなと思っています。

 さて、前回の稽古日の際に、昨年の6月に入った子が、「先生、出席カード、最後までシール貼ったよ~」と言って見せてくれました。私のところでは、1年間で更新となる見開きの出席カードを作って、稽古日欄にシールを貼ります。このようにしている空手教室や空手道場は多いので、とくに珍しくもないと思うのですが、生徒に見せられて、あらためて「このカードも、この子の軌跡のひとつなんだな。」って感じました。そして、「おーっ、そっか~1年間がんばったか~、偉いな~」とほめてあげました。その生徒はとても自慢げで、うれしそうでした。

 シールは、昆虫やお魚だったり、ハートやクローバーだったり、アルファベットだったり、いろいろ選べるよう工夫してあります。その時どきの感覚で子供たちは選んで貼るのですが、貼り方も丁寧だったり、ちょこっとはみ出してみたり、そんな中にも気持ちが隠れているのですね。

 そうして、1年間ほぼ欠かさずに稽古に出て、まだ年中さんですが、形も間違えずに最後までできるようになりました。蹴りの高さもずいぶんしっかり上がるようになりました。大人は、なんとなく、子供は歳を取れば、自然にいろいろできるようになると思いがちですが、そんな単純なものではありません。子供は子供なりに、日々努力をしているのです。その軌跡が、1年でシールの埋まった出席カードなのです。

 おおげさかもしれませんが、すでにこれも『道』なのでは?と思います。自分の努力してたどってきた成果。成長の証し。振り返ってみれば、自分のやってきたことが道となっているのです。そこには、大人も子供も関係ありません。なにか『道』の本質を教えられたような気がしました。

 24日の日曜日には、いよいよ越香会の大会があります。この子も形の部にエントリーしています。他道場の年長さんたちとどれだけ渡り合えるか心配ですが、思う存分、成果を発揮してほしいと思います。

 

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