ケガをしやすい状況とは?

 スポーツに限らず、仕事中や日常生活でも、生きていれば、多少のケガはしますよね。私も、5歳の時に、事故で左腕を骨折したり、左小指に多少後遺症の残るケガをしたりしています。もちろん子供の頃は、ズボンに穴をあけるくらい膝を擦りむくケガをしたり、頭にタンコブを作ったりして、親に心配をかけることもしょっちゅうでした。そういえば、少し前に、ウチの下の娘も、階段から前のめりに落ちて、両膝と左手、アゴなどを打撲してました。

 このように、一切のケガを恐れていたら、日常生活すらおくれないのですが、かと言って、ケガがいつも不運のせいとは限りません。と言うか、ケガが起こり得る状況で、ケガをせずに済んでいるほうが、むしろ幸運なのではないでしょうか。私は、今までの自分の生活や、見聞きしたことから、ケガをしやすい状況があるのではないかと考えています。

 「『ケガをしやすい状況』?今さら何を言っているんだ。そんなのみんなとっくに気づいているよ。」と言われそうですが、この『状況』が指し示すもの、それは周囲のことではなく、自分にあるというものです。つまり、ケガをしやすくしているか、しにくくしているかは、自分が決めているという考えです。

 では、ケガをしやすい状況の自分とは?ズバリ、今していることに、集中しきれていない時の自分です。ふざけていたり、いいかげんにしている時、油断している時に限って、事故って起きませんか?また、いいかげんな気持ちでなくても、考え事をしていたり、不安が頭を大きくよぎっている時なども、同じです。集中していない時は、不測の事態への対応がとても難しいのです。

 逆に、集中しきっている時は、危険を察知した瞬間に、おそらく頭で考えるより先に、身体が反応して、かわしたり身を護ったりします。もともと集中している時の動きは、いちいちあーしようとか、こーしようとか頭で考えていないからです。それでいて、自分の思ったとおりに身体を動かすことのできる状況なのです。

 もちろん、人は24時間集中しっ放しで生活することはできません。ですから、あまり集中しない状況下でも、安全に過ごすことのできる環境が必要です。それが、ルールだったり、マナーだったり、するんですね。また階段に手摺りがあったり、できるだけ段差をなくすなどの、ユニバーサルデザインも、多少気をつける程度で済むための工夫です。

 ケガといえば、フィギュアスケートのGPシリーズ第3戦・中国杯で、羽生選手が他の選手と接触し、大ケガをしましたね。もちろん、試合直前、羽生選手も、ぶつかったエン・カン選手も、集中はしていたでしょう。しかし、集中の中身が、自分の演技内容の確認であったり、リンクの状態の把握だったりに行ってしまったため、『自分の滑りをしながらも、自然に周りの状況を察知する』ような集中力を発揮する状況ではなかったのではないでしょうか。こうなると、責任の所在は選手よりも、その場を提供した主催者側になります。

 私は、安全を選手まかせにしてきた主催者側に大きな責任があると感じています。もし事故を誘発するような環境を放置してきたのであれば、主催者は、これを機に、早急に対策を講じて、事故の防止に努めなくてはなりません。また、事故が起こった際の、救助のマニュアルも必要でしょう。

 以前より、私は『安全は、すべてにおいて優先する』と言い続けておりました。そして、ケガのしやすい状況・しにくい状況を把握しておけば、『安全は、自分で作ることができる』と申し上げたいと思います。

 

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