責任の取り方。

 おとといの安倍首相の辞意表明で、日本中に衝撃が駆けめぐりましたね。私も、まったく予想していなかったです。もしかしたら、年内に辞任もしくは解散があるのかな潤オと、整体師仲間と話してたくらいです。  辞任の主な理由としては、「自分がこのまま総理という職についていては、国政にマイナスに働いてしまうから」ということですが、それならば、なぜ参議院議員選挙後すぐに辞任しなかったのか、「辞めるのが遅すぎる」、「タイミングとしては、今は最悪。ありえない」という批判は当然でしょう。  個々の大臣の資質を問われる問題が、次々と発覚し、自殺者まで出してしまったが、「改革を推進する」という政策に関しては、国民はそれほど不信、不支持というわけではなかったように思います。それだけに、安倍首相は、内閣改造・人心一新すれば、また国民の支持を得られると判断したのでしょう。しかし、その思惑は見事に外れ、遠藤元農水大臣を始め、またもや次々と閣僚の問題が出てきてしまいました。  第一次安倍内閣は、自分を総裁選で応援してくれた派閥や議員に配慮した組閣にしなければなりませんでしたが、第二次は、しがらみなしに「自分で決めた」ということですので、それでいきなりつまづいてしまったらもう言い訳できません。「もはやこれまでっ」と思ったのでしょう。  参院選挙は、政権選択の選挙と違う・・・たしかに、制度上はそうですが、それをそのまま、国民が納得するわけはありません。「与党が歴史的惨敗をしたのに、なぜ(衆議院を解散して)民意を問おうとしないのか?」という国民感情が選挙後ずっとくすぶっていました。それでも何とかいける!と考えた安倍首相の見通しの甘さと組閣人事前の身辺調査の甘さが、結局、自分の首をしめてしまったのです。  責任の取り方は、主に二通りあります。「責任を取って辞める」と、「続けて、責任をまっとうする」とです。一番いけないのは、どちらかはっきり決めず、これを混同してしまうことです。辞めると言って、撤回してみたり、続けると言って、やっぱり辞めてみたり。安倍首相は、まさに後者でした。その結果、国民も、政府も、自民党もみんな振り回され、政治空白を生みました。責任を取るつもりが、“無責任”のレッテルを貼られてしまったのです。  責任の取り方は時によって、難しい時があります。安倍首相は、あの時、辞め時を見誤りました。安倍内閣の継続を選択したのなら、その後がどんなに困難でも、ある程度後任に筋道をつけてあげられるまで職責を果たすべきでした。それが、本来の責任の取り方だったのではないでしょうか。 ~:~:~:~:~:~:~  整体業は、骨折や脱臼、捻挫といった外傷の治療はしていません。しかし、患者さんの中には、腰部の圧迫骨折に気づかず、腰痛だと思って来る方がごくまれにいらっしゃいます。触診をして、「あれ、おかしいな?」と骨折の疑いを感じたら、施術は続けずに、すぐに病院に行くよう指示しましょう。自分の出来るはんちゅうを越えると思ったら、別のところを紹介し、自分は身を引くこと。これが正しい職責の果たし方です。まちがっても、「来てくれた以上、骨折の疑いがあろうが、この腰痛をとるのが責任。」なんて思わないでください。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 10月1日再投稿 ↓励みになります。1日1回のクリックおねがいしま~す[emoji:e-365] blogRanking にほんブログ村 健康ブログへ
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