『流星ワゴン』に亡き父想う。

 ドラマは、だいたい週に1~2本観ているのですが、今期は『流星ワゴン』と『ウロボロス』を観ています。両方とも次回が最終回。どういう結末になるのか楽しみですね。 重松清作品でドラマ化された物としては、『とんび』がありますが、こちらも父子ものでしたね。しかし実はほとんど観ていませんでした。今回の『流星ワゴン』は、たまたま見たら、香川照之扮する『忠さん』のわけわかんない魅力に圧倒されてしまって、そのまま毎週観るようになりました。

 設定としても、私達昭和40年代世代の息子と、戦前から戦中生まれ世代の父なので、いわゆる『父子あるある』が随所に見られ、西島秀俊扮する永田一雄に共感しながら観てました。もちろんいろんな父親像があると思いますが、やはり自分の父親世代では、程度の差はあれ、忠さんみたいな人は多かったんじゃないかと思います。

 私の父も、さすがにあそこまでではないですが、『忠さんキャラ』だったように思います。子供の自分から見た父親は、大きくて、強くて、怖くて、わがままで、たまに優しくて、山のような壁のような存在でした。何をしても、何を言っても、「かなわないなぁ~」という感じでした。というよりも、意見なんて出来ませんでしたね。今で言う『トモダチ親子』なんてとんでもない、けっして横には並び立ってはいけない存在でした。親子の明確な一線というものがありましたね。優しくされてうれしくても、図に乗っちゃいけないという感覚でいました。

 叱られる時は、何よりも怖くて、ゲンコツを喰らうこともありました。今ではほとんど効果ないのかもしれませんが、悪さをして反省がない時、お母さんの「もう、お父さんに言うよ!」は、本気でマズいと思いました。亭主関白という言葉を知った時は、我が家はまさにそうだと思いました。子供ながらに、父の亭主関白ぶりに振り回される母を見て、かわいそうと思う時もありました。

 しかし、父が亡くなった後は、母からは父への感謝の言葉しか聞かなかったのです。私は、いくら何でも思い出美化し過ぎだろと思っていたのですが、私が間違っていました。このドラマで、永田澄江が息子の一雄に、「私は、不幸だなんて思ったこと1度もない。」と言い切るシーンを観て、本当にそうなんだなと思い直しました。夫婦の絆ってすごいなって思いました。

 やはり忠さんは、一見わがまま放題に見えるけど、根っこの部分で、しっかりと家族のことを考えてくれている。妻もそれを分かっている。お互いがお互いを必要としている実感がある。だからこの夫婦関係が成り立っているんだと思います。と同時に、自分は妻とそこまでのつながりを持てているんだろうか?と少し不安になってしまいました(笑)

 父親と同じことをして、比べたいというわけじゃないけれど、子供の頃に「かなわないなぁ~」と感じた感覚は、大人になった今でも変わらないんだなと思いました。きっと最期まで無理だとは思いますが、『オヤジ越え』は、自分が死ぬ間際まで取っておきます。まずは、お彼岸、父の墓前に手を合わせに行って来ます。

 

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