やわらかい筋肉が、熱中症予防のカギに?

ためしてガッテン』暑さに勝つカラダへ! 熱中症&血液ドロドロ 一挙解決SP(2015年07月15日放送)

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 梅雨明けからいきなりの猛暑に、マイっている方も多いのではないでしょうか?7月15日のNHK『ためしてガッテン』で興味深い放送をやっていました。その内容を箇条書きに説明すると、

1.熱中症になりやすいタイプと、なりにくいタイプがある

2.熱中症になりやすいタイプは、水分を体内にあまり蓄えられない、ドライボディの人

3.水分を蓄える役割を実は、筋肉が果たしている

4.身体の水分は、筋肉に多く蓄えられる(脂肪はアブラだから、水は溜められない)

5.筋肉量を増やし、体温調節に使う体内の水分量を増やし、熱中症を防ごう

というものでした。

 たしかに、年配の方のほうが熱中症になりやすいのも、筋肉量の減少が一因と言われればそれも合点がいきます。しかし筋肉はいきなり増やそうとしても、そう簡単にはいきませんから、番組内でも、「身体に筋肉が少ない方でも、身体の中の水分を常にいっぱいにしておく事を心掛けていれば、熱中症の予防はできます。」とフォローは入っていましたが。

 高校球児やサッカー選手が、暑さに強いのは、ハードな練習で身体が暑さ慣れしているだけでなくて、十分な筋肉量があったからなんですね。

 そこで、私はふと思いました。同じ筋肉量なら、やわらかい筋肉のほうがより水分を蓄えられるのではないかと。となると、凝った筋肉をやわらげることは、結果的に熱中症予防に効果があるのではないでしょうか。『ためしてガッテン』では、そこまでは掘り下げていませんでしたが、「筋肉は、身体に水分を蓄えるタンク」というのであれば、続編の機会があれば、タンクの性能(=筋肉の質)についても言及してほしいと思います。

 整体のほぐしは、骨格を整えるための一環としておこなわれるので、厳密に言うと、マッサージとは違うのですが、それでも筋肉をほぐすことで、凝りが取れたり、疲労回復に効果があります。今回、この放送を見て、整体療法が熱中症予防の一端を担っているかもしれないと思うとうれしくなりました。

 これからは、そういう視点からも、患者さんに接していきたいと思います。

 

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