私が娘を通わせている保育園((福)さかえ会 谷原保育園:埼玉県
春日部市谷原2-9-8)が、今、閉園の危機に直面しております。
4年前から、移転計画を進めてきていたのですが、ここへ来て、平成
19年11月30日に施行される改正「都市計画法」が障害となり、
一転して、予定地に移転ができなくなるという事態になりました。このまま
では、平成21年4月には、谷原保育園はなくなってしまいます。
子供を預ける一保護者として、このまま看過できず、本ブログにて
特例での救済措置を訴えたいと思います。
この問題は、まさに、現在に至るまでの少子化を止められない行政の
象徴とも言えるものです。なんとか、特例を認めてもらい、保育園の施
設移転計画が、遂行できますよう希望します。
また、私は一保護者に過ぎず、本事案について、保育園からの連絡書
のみの、情報しかないため、情報不足は否めないと存じますが、分かる
範囲での内容にならざるをえない事をご了承ください。
下記経緯は、谷原保育園が保護者に配布した連絡書を読みながら、
私の方、書いた文章です。連絡書から抜粋しながら書いております。
~(これまでの経緯について)
現住所の土地の賃貸借契約が平成21年4月22日の終了予定で、
諸事情によりその後の契約更新が不可となったため、平成16年に春日
部市役所の保育課に相談や移転に関する要望書を提出しています。
その後、移転候補地の地権者との折衝をしたり、保育園移転計画書
を春日部市保育課に提出するなど、移転計画を進めていました。(私も
子供を預ける際に、移転計画がある旨を保育園から聞いていたので、
気にはしていたのですが、つい先日まで順調に推移しているものと思っ
ていました。)
建設予定地も決まり順調に推移していたはずでしたが、今年、8月に
11月から施行される改正「都市計画法」に抵触するおそれがあることが
判明。その後、9月に保育課を通じ、市や県に開発許可を要請しました
が、10月17日に、保育園に、保育課から移転予定地の開発不可の
連絡が入りました。
移転計画作業を4年前から継続してきた旨や、移転不可の場合の保育
園利用者への影響の大きさも説明し、要請をしましたが、結果は、
「例外は、認められない」
とのことでした。
~
園長先生も、連絡書にて悔しさをにじませておりますが、例えば、保
育園の移転計画が、1年早かったら、または、都市計画法の改正
が1年遅かったら、何の問題もなく、移転できるわけです。
移転予定地は、現在の保育園から車で5分くらいのところにあり、周
辺の環境も良い場所です。(連絡書から。ブログ主は現地未確認)
春日部市でも、保育園が足りません。女性も働く事が当たり前となっ
た現在、保育園に不自由なく子供を預けられてはじめて、女性が安心し
て働き、子供を生み、子供を増やしていくことができます。谷原保育園
は、この春日部に、なくてはならない存在なのです。
今、周辺で次々と大規模店舗、ショッピングモールが建設中です。大
企業は、改正されるのを見越して、先に計画、着工をしていたのでしょ
う。たしかに谷原保育園にもこの法律に関する知識の甘さはあったので
しょう。しかし、だからといって、このまま、長年地域の少子化対策に
貢献してきた、またこれからも貢献しようとしている保育園を見殺しに
していいのでしょうか。
くしくも春日部市は「子育て日本一のまち」づくりを目指しており、
石川市長も「待機児童ゼロ、保育・子育て支援」を公約しています。
改正都市計画法の特例として認め、保育園の移転を推進させることが、
公共の福祉のために、そして何より対策が急務なこの少子化対策のいい
見本になるのではないでしょうか。
(ミクシィのコミュは削除しました)
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